咬み合わせを歯列矯正で治したい
院長よりひとこと
咬み合わせとは
咬み合わせ(かみあわせ)とは、上下の歯が接触する関係や、その際の歯や顎の動き方を指します。口を閉じたとき、上下の歯がどのように接触するか、また、食べ物を噛む際に歯や顎がどのように動くかは、咬み合わせの状態によって決まります。咬み合わせは、単なる歯の接触ではなく、顎関節や咀嚼筋、さらには全身のバランスにも影響を与える重要な要素です。適切な咬み合わせは、効率的な咀嚼や発音、顔の形状の維持に寄与し、不適切な咬み合わせは、顎関節症、頭痛、肩こり、消化不良などの原因になることがあります。
「咬み合わせ」と「噛み合わせ」の違い
「咬み合わせ」と「噛み合わせ」は、一般的に同じ意味で使われることが多いですが、厳密には少し異なるニュアンスがあります。
- 咬み合わせ(かみあわせ)
医学的・専門的な用語として使われることが多い表現です。特に、歯科や矯正歯科の分野では「咬」という字が使用されることが一般的です。この字は、噛む動作だけでなく、上下の歯が接触する「状態」や「位置関係」を含めて指します。 - 噛み合わせ(かみあわせ)
日常生活で使われることが多い表現です。「噛む」という動作や行為を中心にした意味合いが強く、専門的なニュアンスよりも分かりやすさが重視されています。
たとえば、歯科医院の治療計画書や専門的な文章では「咬み合わせ」が使われることが多い一方で、患者向けの説明や一般的な会話では「噛み合わせ」という表現が選ばれることがあります。
咬み合わせの重要性
適切な咬み合わせは、以下のような多くの役割を果たします。
- 咀嚼の効率化
食べ物を細かく噛み砕く能力を最大限に発揮し、消化を助けます。 - 顎関節と筋肉の健康維持
不適切な咬み合わせは顎関節に負担をかけ、顎関節症を引き起こすことがあります。 - 発音の向上
正しい咬み合わせは、言葉を明瞭に発音するために必要です。 - 顔のバランスを整える
咬み合わせの異常は、顔の非対称や顎の突出などの見た目の問題を引き起こすことがあります。
不適切な咬み合わせの影響
咬み合わせが悪いと以下のような影響が考えられます。咬み合わせは、日常の生活や健康に大きな影響を与えるため、気になる症状がある場合は早めに歯科医に相談することが大切です。
- 食べ物を十分に噛めず、胃腸に負担がかかる。
- 顎関節や咀嚼筋の痛み、肩こりや頭痛を引き起こす。
- 歯に過度の負担がかかり、歯周病や歯の摩耗を進行させる。
正しい咬み合わせとは
歯の本数は親知らずを除いて通常28本です。その上下14本ずつの歯が均等に噛んでおり、前歯の真ん中が体の中心にあり、歯がきれいに並んでいる状態が正しい歯並びです。
不正な噛み合わせの治療
不正咬合の治療は、患者の口腔内の状況や本人の希望に応じて決定されます。矯正治療では歯を削ったりするのでなく、歯そのものを移動させることによって、歯列全体の歯の位置を調整し、正しい噛み合わせを作ります。
良くあるご質問
正しいかみ合わせかどうかの確認方法は?
・口を開閉する時に顎の関節から音がする
・口を閉じるときに最初に当たる場所がある
・噛み込んだ時に顎がズレる
・肩の位置に左右で違う
正しいかみ合わせとは?
歯の本数は親知らずを除いて通常28本です。その上下14本ずつの歯が均等に噛んでおり、前歯の真ん中が体の中心にあり、歯がきれいに並んでいる状態が正しい歯並びです。
矯正でかみ合わせは治せますか?
矯正治療では、不正な歯並びや噛み合わせの問題を正しい位置に調整する治療です。歯を削ったりするのではなく、位置そのものを移動させますので根本的な治療といえます。見た目の美しさだけでなく、咀嚼機能の改善や口腔内の健康維持にもつながります。
マウスピース矯正でかみ合わせの治療はできますか?
可能です。ワイヤー矯正よりも少しずつ歯を動かしていきます。マウスピースは透明な薄いプラスチックでできており、自分で取り外しができるので目立ちにくいというメリットがあります。
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