光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)
院長よりひとこと
スマイル+さくらい歯列矯正歯科二子玉川では、矯正治療において、治療期間のコントロール、つまり可能な限り治療期間を短縮することを追求し、その治療法に対応しています。その中でも「光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)」は、自分で簡単に光加速治療を行うことができる装置です。光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)は、光をあてることによって骨の再生を刺激し、矯正治療のスピードを加速します。
光加速矯正とは?
光加速矯正とは「オーソパルス・オルソパルス」という装置を使用して、矯正治療のスピードを加速させる治療方法です。
なぜ治療期間を短縮できるのか?
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)で矯正治療にかかる期間を短縮できるメカニズムについて。
光加速矯正装置(オーソパルス・オルソパルス)からは、近赤外線が発射されます。近赤外線にさらされた歯周組織は、血流が増し、個々の細胞の活性が高まっていくのです。それがなぜ、歯の移動を早めることにつながるのか、不思議に思いますよね。
歯を動かすためには、歯を支えている歯根膜や歯槽骨のリモデリングが不可欠です。なぜなら、歯はとても硬い骨に埋まっているからです。リモデリングとは、新しく造りかえられることを意味し、矯正治療では、歯が動く度に前方の骨が溶け、後方に新しい骨が造られる現象を指します。それを繰り返すことで、硬い骨に埋まった歯でも、徐々に動かしていくことが可能となるのです。光加速矯正装置(オルソパルス)は、そのサイクルを早める役割を果たします。
※光加速矯正やスピード矯正という言葉は、学術用語ではありません。日本矯正歯科学会ではHPに関するガイドラインがあり、スマイル+さくらい歯列矯正歯科二子玉川もそれを順守しています。そのため、光加速矯正は「歯が早く移動する報告のある装置ということになり、全ての患者様に同様の効果が絶対にあるとは言えない装置」であることはご理解ください。
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)の特徴
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)には、選ばれているいくつかの特徴があります。
痛くない、近赤外線を毎日10分照射
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)を使用して上顎と下顎各5分ずつ近赤外線を照射します。(合計10分)
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)は身体にやさしい加速装置です
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)とインビザライン
計算上では「14日に1度」の交換が「5日に1度」に変われば、同一期間内で約3倍の歯の移動が可能ということになります。あくまで計算上ではありますが、とても大きな治療期間短縮が見込めることになります。
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)のメリット
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)にはさまざまなメリットがあります。
矯正期間を短縮できる
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)は、矯正治療による歯の移動を早める効果が期待できます。つまり、矯正治療期間を短縮することが可能となります。マウスピース型矯正装置(インビザライン)との併用は特におすすめです。
どのくらい短縮できるのか?
例をあげますと、インビザライン矯正が終了するまでに必要なアライナー(マウスピース)の数が72個の場合で、交換頻度が7日~10日に一度の交換の場合、矯正治療期間は約18ヶ月です。 光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)を併用することで、アライナーの交換頻度を3~4日に一度まで短縮できます。 つまりこの場合、矯正治療期間は18か月のところを、約9~10か月に短縮することが可能です。 ※個人差があり、短縮できる期間は、症例によって異なりますので、参考としてお考えください。
治療に伴う痛みを軽減できる
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)を使用すると、歯の周囲の細胞が活性化され、無理なく歯を動かすことができ、治療に伴う痛みの軽減が期待できます。
どんな矯正装置にも適用できる
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)は、基本的にどんな矯正装置とも併用可能です。マウスピース型矯正装置に限らず、ブラケット装置を用いたワイヤー矯正にも使うことができるのです。
※ワイヤー矯正と併用する場合は、矯正装置の調整は、患者様ご自身で行うことはできないため、調整の度に、矯正歯科を受診する必要があります。治療が速く進む分、例えば通常1ヶ月に1回のところ、2〜3週間に1回のペースで調整のために来院していただく、といったように、頻度が多くなる可能性があります。
常に清潔なマウスピースを使用できる
一般的なマウスピース型矯正装置では、1〜2週間に一度、新しいマウスピースへと交換するため、徐々に汚れが沈着していきます。光加速矯正装置(オルソパルス)を併用すると、マウスピースの交換頻度が高まりますので、汚れる前に新しいマウスピースへと交換できます。つまり、常に清潔なマウスピースを使用できるといえます。
光加速矯正装置の注意点
光加速矯正装置の使用について注意点があります。
1日1回、10分間使用する
光加速矯正装置(オルソパルス)は毎日必ず使用しなければ効果がありません。1日1回、10分間使用することで、矯正治療による歯の移動を早めることができます。
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)が併用可能な矯正治療方法の種類
基本的に全ての矯正装置と併用可能です
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)は、基本的に全ての矯正装置でも、どの矯正治療法でも、補助装置として使用することが可能です。特に、マウスピース矯正(インビザライン)とは相性が良い特徴があります。
矯正装置 | 矯正治療方法 | 補助装置としての使用 |
---|---|---|
マルチブラケット装置 | 表側矯正 | 〇 |
裏側矯正 | 〇 | |
マウスピース型装置 | インビザライン | ◎ |
※矯正治療は、装置の交換を頻繁に行うことで、治療期間が短くなります。
光加速矯正を使用しない場合のインビザライン矯正(例)
矯正終了までのマウスピースの総数 | マウスピースの交換頻度 | 治療期間 |
---|---|---|
72個 | 7~10日に1度 | 18か月 |
光加速矯正を併用する場合のインビザライン矯正(例)
矯正終了までのマウスピースの総数 | マウスピースの交換頻度 | 治療期間 |
---|---|---|
72個 | 3~4日に1度 | 9~10か月 |
ブラケット装置を使用したワイヤー矯正でも併用可能(マウスピース矯正では特に相性が良い)
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)の使い方
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)は非常にシンプルな使用方法になっています。
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)の使い方はシンプルです。矯正装置を装着した状態で、赤外線を照射します。1日に1回、上顎と下顎、各5分ずつ、合計10分間使用します。
1 充電
2 ランプ確認
3 照射
動画で使用方法をご紹介
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)の取り扱い方法
光加速矯正(オーソパルス・オルソパルス)は、ランプの点滅で装置の状態がわかる仕組みになっています。
ケースの裏側
ケースから取り出した状態
ケースに入れている状態
「OrthoPulse App」のインストール方法
①アプリを検索
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②ダウンロード
「入手」を押して、アプリをダウンロードしてインストールします。