突き出た前歯(出っ歯)は矯正すべき?|世田谷区の子供の矯正歯科が教えます
「子供が出っ歯で心配だ」
「前歯が突き出ている場合は矯正したほうがいいの?」
息子や娘の前歯が突き出ているように感じると、少し心配してしまいますよね。
子供の歯並びがキレイであってほしいと思うのは、すべての親にあてはまる望みです。
しかし、前歯が出ているとどんな不利益があるのでしょうか。
今回は、出っ歯の原因やデメリットをお伝えします。
□そもそも出っ歯とは
出っ歯とは、正式名称を上顎前突(じょうがくぜんとつ)と言い、上の歯が下の歯よりも大幅に前に突き出ている状態のことを言います。
特徴としては、自然に口を閉じようとしても完全に唇の隙間を埋めることができず、唇の間から前歯が見えている状態になっています。
原因は、ある程度成長しても指しゃぶりを続けていた、口の中で無意識に舌が前歯を押していることが多い、遺伝、などがあります。
□出っ歯のデメリット
出っ歯の状態はどのようなデメリットがあるのでしょうか。
*消化に関する問題
1つめに、消化に関する問題を引き起こします。
前歯が通常より突き出ているので、かみ合わせが上手くいかなくなり、食べ物をうまくかみ切ることができません。
食べ物が口で小さくしきれないまま胃に運ばれてしまうので、口以降の消化器官の負担が大きくなります。
*見た目に関する問題
歯が見えるのが嫌で無理に口を閉じようとすると、どこか機嫌が悪い印象を相手に与えてしまいます。
また、見た目の関心が高まる思春期に入った場合、見た目を気にし、ストレスを抱える可能性があります。
*口臭やお口のトラブルの原因
口を閉じることが難しくなるため、常に口内が外の空気にさらされ、乾燥してしまいます。
そうすると、口内を清潔に保つ唾液の洗浄効果が働かず、結果として口臭や虫歯、その他のお口のトラブルを引き起こします。
*滑舌が悪くなる
かみ合わせの問題で、特定の音が発音しにくくなります。
□矯正歯科で相談を
出っ歯といってもその度合いは、素人では判別が難しいです。
症状の把握やこれからどうすれば良いのかを具体的に知るためにも、まずは矯正歯科を訪れて医師に相談することがおすすめです。
きちんとした歯列矯正を行うと、突き出た前歯を正常な位置にまで矯正し、出っ歯を改善することが可能できます。
□まとめ
子供の出っ歯の原因やデメリットをご紹介しました。
そのまま放置すると、消化、精神、口内、発音などでどこか不具合が生じるかもしれません。
早期発見、早期改善を実現するために、まずは矯正歯科で医師の診断を受けることをおすすめします。