矯正歯科で外科手術を勧められるケースとは?世田谷区の矯正歯科医が解説!
世田谷区で矯正歯科を行いたい方はいませんか?
「どんな時に矯正歯科で外科医療を勧められるの?」
「矯正歯科で勧められる外科医療ってどういうものなの?」
このように、矯正歯科で勧められる外科手術について知りたい方は多くいらっしゃると思います。
しかし、実際に矯正歯科で勧められる外科手術についてご存知の方は少ないと思います。
そこで今回は、外科手術の概要と勧められるケースについて解説します。
□矯正歯科で勧められる外科手術とは?
矯正歯科で勧められる外科手術は、外科的矯正治療と呼ばれます。
外科的矯正治療とは、歯列矯正と顎の骨の手術を行い噛み合わせを改善する治療を指します。
歯並びだけでなく、上下の顎の骨がずれていたり、歯の大きさや噛み合わせが悪かったりして、歯列矯正単独では改善が難しいケースに行います。
□外科手術の対象者
次に、治療を受ける患者さんの特徴を見ていきましょう。
*受診患者の症状
外科的矯正治療を受けている方の症状について説明します。
・下顎が出ている方(下顎前突症)
・笑うと歯茎が目立つ(上顎前突症)
・顎が曲がっている(顔面非対称)
上記のような症状の方が外科的矯正治療を受ける患者さんに多いです。
□治療スケジュール
治療のスケジュールを見ていきましょう。
*矯正歯科受診
外科治療が必要な可能性がある患者さんの場合、説明を行い、検査をします。
*術前矯正(1〜2年)
症例に応じてマルチブラケットにより術前矯正をします。
この際、手術後の噛み合わせに合わせて術前矯正を行うため、一時的に噛み合わせが悪くなることに注意しましょう。
*入院(1~3週間)
外科的矯正治療を行います。
全身麻酔を行い、手術後、徐々に口を開けるようにします。
*術後矯正(半年~1年間)
手術後、緊密な咬合の獲得を目指して術後矯正治療をします。
*保定
マルチブラケット装置除去後に動的治療終了時検査を行い、動的治療後に2年間症例に応じた保定装置を使用し保定を行います。
*プレート除去
保定開始6ヶ月目以降に保定期間中にプレート除去を行います。
しかし、プレート除去を行わない医療機関もあるため注意しましょう。
□まとめ
今回は、外科手術の概要と勧められるケースについて解説しました。
外科手術を勧められるケースと手術の流れをご理解いただけたでしょうか。
当院では、矯正治療についてのご相談を随時受け付けております。
ご自身の歯並びが気になり、矯正をお考えの方は是非こちらもご覧ください。
歯並びの改善に向けて、あなたに最適なサポートをさせていただきます。