子供の悪い歯並びを放置すると危険な理由とは|二子玉川の矯正歯科が解説
「子供の悪い歯並びは、生え変わる頃には直っている」
このようなことを聞いたことはありませんか?
確かに、乳歯と乳歯に隙間があっても、永久歯に生え変わることで隙間が埋まり、結果として歯並びが直る事例もあります.
しかし、基本的に悪い歯並びを放置するとお子さんに悪影響を与えてしまいます。
そこで今回は、悪い歯並びを放置すると起こりうる悪影響についてご紹介します。
□悪い歯並びを放置すると起こりうる悪影響
*虫歯・歯の病気
歯並びが悪いと歯磨きがうまくできず、汚れを綺麗に取り除けません。
歯磨きがしづらいところは毎回うまく汚れを取り除けないため、どんどん汚れが溜まっていきます。
そして歯に残った汚れは虫歯につながります。
他にも、歯並びが悪く、歯茎との隙間が大きいと、歯周病に繋がります。
*発音が難しくなる
歯と歯のあいだに隙間があると、そこから空気が抜けてしまい、特定の音がうまく発音できなくなることがあります。
日常生活を送る上で欠かせない会話に支障が出てしまうと、とても辛い毎日を送らなければなりません。
*あごの痛み
歯のかみ合わせが悪いと、歯を支えるあごにも影響が出ます。
歯を使うたびにあごに余計な負担を強いるようになり、最終的には痛みを伴う顎関節症(がくかんせつしょう)になることもあります。
*永久歯への影響
子供の乳歯の歯並びが悪いと、その後に生えてくる永久歯にも影響が出てしまいます。
例えば乳歯の間の詰まりで、永久歯が生えるスペースが十分にない場合、永久歯が斜めに生えてしまうことがあります。
*体の不調
人が力を発揮する際はグッと歯を食いしばりますよね。
しかし、歯並びが悪いと食いしばることができず、十分な力が発揮できなくなります。
そして、歯並びのゆがみは体のゆがみとなって表れ、ゆがんだ体は必要以上に負荷がかるために疲れやすくなってしまいます。
*精神的な悪影響
これらの体への悪影響は、それが原因で嫌な思いをするなど、精神的なストレスを抱え込む機会が増やしてしまいます。
長期間のストレスは精神を摩耗させ、良くありません。
□まとめ
悪い歯並びを放置することで引き起こされる悪影響についてご紹介しました。
一見大したことがなさそうな歯並びですが、放置すると虫歯や顎関節症、発音などの大きな問題を引き起こすことがあります。
お子さんの歯並びの悪さを見逃さず、早めに手を打つことが大切です。
また、成長期の最中にいる子供の場合はまだ骨格が完成していないため、矯正することが比較的容易となっています。
歯並びの悪さがうかがえる場合、歯列矯正をしておくことがおすすめです。
当院は初回カウンセリングを無料で実施しておりますので、お子様の歯並びが気になる場合はぜひ、お気軽にご相談ください。