裏側矯正
7月10日、11日と2日間にわたり新しい裏側(舌側)矯正システム・ALIAS アリアスのセミナーを
受講してきました。
「アリアス」は日本の竹元京人先生とイタリア人矯正歯科医のジョゼッペ・スクッゾ先生が
共同開発したブラケットです。
今回のセミナーは実習付きで、裏側矯正のパイオニアでもある竹元先生と一緒に
写真をとることができました!
今までの裏側矯正は歯の形状から複雑なワイヤー屈曲や結紮が必要でしたが、アリアスはワイヤー屈曲をほとんど必要としないストレートワイヤー法と、
ワイヤーを固定するための結紮も必要としないセルフライゲーションシステムを採用しています。
当院では現在TOMY INTERNATIONAL社の最新型の裏側矯正装置「クリッピー L」を使用しており、このブラケットもセルフライゲーションシステムですが、アリアスは矯正装置のブラケットが正方型(スクエアー)をしている
今までにない概念の舌側(裏側)矯正装置です。
大学時代の先輩でもある大澤先生とお会いしました。
大澤先生は大変勉強熱心な先生なので、今回もお互い知識を高めあうことができたと思います。
このシステムを用いると煩雑な作業を必要としないので術者だけでなく、患者さんにも治療時間の短縮や、装置が小さいことによる違和感の軽減など多くのメリットがあります。
今回も臨床に生かせるテクニックがたくさんありましたので、早速実践したい思います!