歯列矯正を嫌がる子供はどうすればいい?二子玉川の矯正歯科が解説!

「子供に矯正治療を受けさせたいけど、嫌がって困っている」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
矯正治療は時間やケアの面で子供に負担がかかるため、嫌がる子供は多いです。
そこで今回は、嫌がる子供をどうすればいいか、二子玉川の矯正歯科が解説します。

◻︎子供が嫌がると矯正治療はできない?

矯正治療は治療期間が長いだけでなく、毎日の丁寧なハミガキや定期的な通院が求められます。
慣れない装置をつけるのも精神的な負担がかかるでしょう。
そのため、治療を受ける本人の努力が欠かせません。
しかし、矯正治療のメリットや意味を子供自身が理解できていなければ、このような負担を避けたいと考えるのは当然です。

原則として、嫌がる子供に矯正治療は行えません。
嫌がる子供に強制的に矯正治療を受けさせても、成功する見込みは限りなく低いと言えます。
そのような場合はまず、噛み合わせの程度や治療開始時期、使用する矯正装置などについて、子供自身が矯正歯科を専門とする医師に相談することをおすすめします。
医師と話した後で積極的に矯正治療を開始するお子様もいらっしゃいます。

◻︎親はどうしたらいい?

*歯並びと噛み合わせの悪さによる影響を説明する

いきなり、「歯並びが悪いから矯正しよう」と言われて受け入れられる子供は中々いません。
まずは、なぜ矯正治療が必要なのか、その理由を具体的に説明しましょう。

歯並びが悪いと見た目で辛い思いをする可能性がある。
噛み合わせが悪いと食べ物をうまく噛めずお腹によくない。
歯並びや噛み合わせが悪いと発音がうまくできなかったり、顔の形が歪むことがあったりする。
上記のように具体的に伝えると良いかもしれません。
子供が小さい場合でも、このようなデメリットを分かりやすく説明すれば、きっと伝わるはずです。

*矯正治療を受けている子供が他にも多くいることを伝える

矯正を嫌がる子供に理由を聞くと、「恥ずかしいから」という答えが返ってくるケースが大半です。
小学校高学年くらいになると、同級生の中で矯正を始めている子供もいるはずです。

「矯正をしている子はどのくらいいる?」とお子様に尋ねてみましょう。
数名いた場合は、「みんな同じように頑張ってるし、みんな仲間だから恥ずかしくないよ」と伝えましょう。
そうすることで、矯正するのは自分だけじゃないという意識を持たせます。

1人もいなかった場合は、「今はいなくてもこれから矯正する子は増えると思うし、あなたの矯正を見て勇気をもらって矯正する子も出てくると思うよ」と、自分がまず先頭を切ることを提案してみましょう。
子供は気持ちを切り替えるのが得意なので、「そうか!」と受け入れてくれる可能性も十分にあります。

◻︎まとめ

嫌がる子供に強制的に矯正治療を受けさせることは避けましょう。
矯正が必要な理由をきちんと説明した上で、恥ずかしさを取り除いてあげれば、矯正治療に前向きな姿勢を見せてくれるかもしれません。
お子様の歯並びが気になり、矯正をお考えの方は是非こちらもご覧ください。
当院はこれまでに約1500以上の治療実績がありますので、お子様の成長に最適なサポートをさせていただきます。