二子玉川の矯正歯科が解説!子供の歯列矯正は何歳から始めるべき?

「子供の歯並びが気になり歯列矯正を考えている」
このような方は多いのではないでしょうか。
中でも、治療を始めるタイミングに悩んでいらっしゃる方は多いと思います。
そこで今回は、子供の矯正治療は何歳から始めるべきかについて、二子玉川の矯正歯科が解説します。

□矯正治療は何歳から始められる?

何歳から矯正治療ができるのかを知りたいという親御さんは非常に多いです。
例えば、放置すると永久歯に悪影響を及ぼすような歯がある場合などは、1歳台で治療を始めることもあります。

個人の骨格や歯の状態によって治療内容や始められる時期が異なります。
顎の成長する時期が上顎と下顎でずれるのが原因です。
上顎がひけている場合は、成長時期の7歳頃まででなければ顎の成長を促進するような治療を行えません。
また、舌に悪い癖があると顎の成長に影響が出やすく、歯並びが悪化します。
歯並びに悪影響を与える癖は早めに取り除く方が良いため、3歳頃から舌の位置を強制する装置を使って治療することも多いです。

このように、年齢によってできること、できないことがあるため、歯並びに関して気になることがある場合は早めに矯正歯科に相談することをおすすめします。

□矯正治療の段階

*Ⅰ期治療(7歳~10歳)

矯正治療は、乳歯と永久歯が一緒に生えている状態で始めるのが良いとされています。
なぜならまだ骨や顎が柔らかいため、骨格から矯正しやすいからです。
顎が小さい場合は顎の骨を広げるための取り外し式装置を使って治療します。

また、指しゃぶりや舌で歯を押すといった歯並びを悪化させる癖も専用の装置を用いて改善します。
噛み合わせや顎の形、癖などを総合的に判断し、早い時期から経過を観察することで、歯並びが悪くなる前に治療を終えられます。

*Ⅱ期治療(12歳~)

全ての永久歯が生えそろった段階で始める矯正治療です。
歯の1本1本にブラケットというワイヤー器具をつける治療であれば、Ⅰ期治療で改善しきれなかった細かい部分を治療できます。
個人差はありますが、まだ歯が完全に固定されていない18歳頃までが1つの目安です。
ただし、19歳以降ももちろん治療は可能です。
成長が完全に止まった大人の強制と比べると歯が動きやすいため、早めに矯正歯科を受診してみてください。

□まとめ

子供の矯正治療は何歳から始めるべきか、という問いに対する明確な答えはありません。
個人の状態によって左右されるため、歯並びが気になる方はできるだけ早めに矯正歯科を受診しましょう。
お子様の歯並びが気になり、矯正をお考えの方は是非こちらもご覧ください。
当院はこれまでに約1500以上の治療実績がありますので、お子様の成長に最適なサポートをさせていただきます。